テクノロジーのメモ

ソフトウエア技術者のfritzによるテックメモ

外出先でVPN経由でNASを開こうとしたときにIPアドレスが変わってしまっていてアクセスできないときの対処方法

外出先でVPN経由でNASを開こうとしたときにIPアドレスが変わってしまっていてアクセスできないときの対処方法

 前回の記事で、バッファロー製のルーターNASで外出先からでもHDDにアクセスできる環境を作りましたが、こまったことに、ルーターの電源が一瞬落ちてしまったりリセットしてしまったりすると、せっかく取得していたグローバルIPアドレスが変わってしまいます。外出先などでこれに会ってしまうと、どうしようもなくなってしまいます。

 しかし、前回の記事に従って「メール通知設定」をしていた人は、以下の手順でリカバリーできます。

毎日送られてくる状態通知メールからグローバルIPを取得する

まずは、NASから毎日送られてきている状態通知メールを開いてください。次に、そのメールのヘッダ部分を表示させます。アウトルックの場合はメールの「プロパティ」でヘッダを確認できます。

 f:id:HFritz:20140917072109p:plain

 まずは、メールヘッダ部分をテキストエディタなどにコピペしてください。

このヘッダで「Received: from LS-WXL08E」のように、リンクステーションの

名前が入っている「Received: from」を見つけてください。

その横に、[]でくくられているのが新しいグローバルアドレスです。

VPN再設定

これで、WindowsVPN設定のプロパティを開き、グローバルアドレスを入れなおせば、またVPN接続ができるようになります!